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こんにちは、三流IT営業マンの理生(りお)です。
Microsoft Projectは1984年にMS-DOS向けでリリースされた長らくマイクロソフトが提供しているソフトウェアです。
本ナレッジ(Planner/Projectサポートナレッジ)では、最新(本記事は2026年9月時点)の内容を順番に解説し、Projectをご利用されているユーザー様へ説明可能なレベルの知識習得を目標としていきます。
1.1 Planner & Projectとは
Microsoft Plannerは、Microsoft社が提供しているMicrosoft 365のタスク管理サービス(及びアプリケーション)です。
従来は「Planner」と「Project」が別製品として提供されていましたが、現在Microsoftは両製品を統合する方向へ進めています。(2026年8月現在)
特に2026年9月30日にProject Onlineがサービス終了予定となり、Microsoftは後継サービスとしてPlannerを推奨しています。
現在のMicrosoftの考え方は以下のように整理できます。
| 用途 | 製品 |
| 個人タスク管理 | Microsoft To Do |
| チームタスク管理 | Microsoft Planner |
| プロジェクト管理 | Planner Premium(旧 Project) |
| ポートフォリオ管理 | Planner Premium + Power Platform |
つまり、かつては独立製品だったProject for the WebやProject Onlineの主要機能が、現在はPlannerに統合されつつあります。
1.2 PlannerとProjectの歴史
従来構成
かつてMicrosoftのプロジェクト管理製品は以下のように分かれていました。
Microsoft Project Standard
買い切り型のデスクトップ製品
- ガントチャート
- WBS
- 進捗管理
- リソース管理
主に個人利用を目的としていました。
Microsoft Project Professional
Project Standardの上位版
追加機能として
- Project Server連携
- リソース共有
- チームプランナー
が利用できました。
Project Online
クラウド版のプロジェクト管理サービス
- PWA(Project Web App)
- ポートフォリオ管理
- デマンド管理
- リソースプール
- PMO運用
など大規模企業向けの機能が提供されていました。
しかしMicrosoftはProject Onlineを廃止し、Plannerへ統合する方針を発表しています。
1.3 現在のPlanner体系
現在のMicrosoftでは以下の製品体系となっています。
Planner(Microsoft 365標準)
多くのMicrosoft 365ライセンスに含まれています。
利用目的
- 個人タスク
- チームタスク
- 簡易的なプロジェクト管理
主な機能
- バケット
- タスク管理
- Teams連携
- 期限管理
- 状態管理
日常業務向けの製品です。
Planner Plan 1
旧称は「Project Plan 1」です。
標準Plannerを強化したプランです。
追加機能
- タイムラインビュー
- ガントビュー
- 高度なプロジェクト表示
お客様からのお問い合わせでも「タイムライン(ガント)ビュー」の利用要件について質問が発生しています。
Planner & Project Plan 3
従来のProject Online Professionalに近い位置付けです。
追加機能
- Premiumプロジェクト
- タスク依存関係
- クリティカルパス
- ベースライン
- リソース管理
- スプリント管理
- ロードマップ
Projectマネージャー向けライセンスと考えると分かりやすいでしょう。
Planner & Project Plan 5(2026年5月提供終了)
最上位ライセンスでした。
主にPMO向け機能が提供されます。
例えば
- ポートフォリオ管理
- デマンド管理
- 投資評価
- ガバナンス管理
などがあります。
こちらは提供が終了となりますので、「Planner & Project Plan 3」に移行する必要がございます。
例えば、「Planner & Project Plan5」から「Planner & Project Plan3」へ移行した際に失われる機能として、
- ポートフォリオ管理
- デマンド管理
- PMO機能
がございます。
1.4 PlannerとTo Doの違い
よくあるご質問となります。
Microsoft To Do
個人向け
- 自分専用
- 個人タスク管理
- Outlookタスク連携
例
- 今日やること
- 買い物リスト
- 個人TODO
Microsoft Planner
チーム向け
- 複数人管理
- プロジェクト管理
- Teams連携
例
- 開発案件
- 営業案件
- 導入プロジェクト
使い分け
| 用途 | 推奨製品 |
| 個人タスク | To Do |
| チームタスク | Planner |
| プロジェクト管理 | Planner Premium |
| PMO管理 | Planner Plan 5(廃止) |
1.5 PlannerとProjectの違い
Projectをご利用されているユーザーからよくご質問を頂いております。
Planner
特徴
- クラウド中心
- Microsoft Teamsとの統合
- 直感的な操作
- 共同作業重視
向いている業務
- チーム運営
- 案件管理
- 社内タスク管理
Project
特徴
- 工程管理重視
- WBS(Work Breakdown Structure)
- リソース管理
- クリティカルパス分析
向いている業務
- 建設業
- 製造業
- SIプロジェクト
- PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)運営
現在の位置付け
MicrosoftはProjectというソフトウェアを完全に無くしたわけではありません。
現在は
Projectの機能をPlanner Premiumへ統合
している状態です。
そのため、
- Planner = 簡易管理
- Planner Premium = Project
という理解でおおむね問題ありません。
1.6 Project Online終了の影響
さらに、2026年9月30日にProject Onlineが終了予定です。
想定される影響としては
- PWA利用不可
- プロジェクトデータ利用不可
- レポート参照不可
- API利用不可
上記が考えられます。
ご利用のお客様につきましては「事前バックアップ」および「データ移行」が必要になるかと思います。
そのため、Project Onlineを組織でご利用されているお客様は、下記の順序でProject OnlineからPlannerへの移行についてご検討ください。
- Project Online利用状況の確認
- Planner移行可否の判断
- データ移行
- 運用設計見直し
1.7 今後のMicrosoftの方向性
現時点でMicrosoftはPlannerを中心としたプロジェクト管理プラットフォームへ集約を進めています。
特に今後ご利用されているお客様が気になる点としては以下になるかと思います。
- PlannerとProjectの違い
- Project Online終了対応
- Projectデータ移行
- Planner Premium利用方法
- Microsoft Teams連携
- Power Platform連携
- Copilot in Planner
- Planner&Project Plan5 からPlanner&Project Plan3へのライセンス選定
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