複業・フリーランス・個人事業主を始めるとき、まずどのようなサービスを提供するか、やってみたいかを書き起こしてみましょう。
具体的に下記に沿って紙のノートやパソコンに書いてみましょう。
① どんなことをしてみたいでしょうか?(提供したいサービス内容を考える)
まずは、自分がしたいことや欲しいスキルなどを考えてみます。
1.具体的に自分はどのようなことをしたいですか。
例)ラーメンを作りたい、車を運転したい、SNSが得意、英語を勉強したい など
2.どのような成果(物・サービス)を提供してみたいですか。
例)ラーメンを売る、配送をする・人を送迎する、SNSを運用代行する、英語を教える・英語で海外の人に販売する など
3.どのようなツール(道具)が必要ですか。
例)ラーメンを提供出来るお店や備品、配送・送迎するための車、SNSを運用するためのパソコンやソフトやカメラなど、TOEICの点数を900点以上取って経歴を作る など
②どんなお客様に提供できそうでしょうか?(ターゲット顧客を考える)
どのようなお客様に自分は提供・販売してみたいかを考えてみます。
1.どのような人にサービスを売りたいですか。(誰にサービスを提供するのか)
例)全国のラーメン好きに食べて欲しい、高齢者の方を送迎する、企業のSNSを盛り上げたい、自分と同じ悩みを持つ社会人に英語を教えたい など
2.自分が提供したいお客様はどのようなものが欲しいと思いますか。(どのようなニーズがあるのか)
例)新しい美味しいラーメンを求めている、運転が出来ない高齢者は移動する手段を求めている、企業目線ではなくて、SNSをいつも見ている使用者目線の意見を求めている、リスキリングのために英語を習得することを求めている など
3.お客様はどのようなことに悩んでいると思いますか。(どのような課題を抱えているのか)
③やってみたいことをすでにやっている会社やお店を探してみましょう!(競合分析)
その会社やお店があるのか、同じことをやっていたらどんなことをしているか調べてみます。
1.同じようなサービスを提供している会社やお店はどこですか。(競合調査)
2.その会社やお店はどのようなサービスを提供していますか。(競合のサービス内容)
3.その会社やお店と自分とは少し違うサービスを提供できますか。(差別化ポイント)
4.少し違うサービスで他の会社やお店より優れている点はありますか。(競合との分析)
④いくらでサービスや物を販売したいでしょうか?(価格設定)
あなたの提供するサービスや作った物はいくらぐらいで販売したいか考えてみます。
1.どのようなメニューで料金設定しますか。
2.他の会社やお店はどのくらいで料金を設定していますか。
3.自分のスキルや経験も踏まえてその料金であなたは買ってみたいと思いますか。
⑤どのくらいの時間でサービスや物を提供できるでしょうか?
注文を受けてから作るのであれば、提供するまでにどのくらいの時間がかかりそうか考えてみます。
1.どのくらいの時間があればサービスや物を完成できそうですか。
2.お客様はどれくらいの時間で欲しいと思いますか。
もしあなたがお客様だとしたら、いつまでに欲しいと思いますか。
3.もし、予定していた時間より長くなってしまった場合、お客様にいつ、どのようにお伝えしてトラブルを回避しますか。
⑥お客様との約束事(契約)はどうしますか?
サービスや物を提供するうえで、どのような約束事、ルール、契約とするか考えてみます。
1.どのような契約形態がいいですか?
2.約束事、ルール、契約、利用規約の内容はどのようなことを取り決めしますか?
3.トラブルが発生することを想定して、約束事、ルール、契約、利用規約に対応を書いていますか?
⑦下記は必要に応じて作成しておくことで楽になります。
1.守秘義務について
お客様から個人情報を頂く場合は、あらかじめ守秘義務やプライバシーポリシーを作っておくと、お客様に安心して頂けます。
守秘義務とは、秘密を守る義務のことです。
プライバシーポリシーとは、個人情報をどのように扱うのかを定めたものです。
2.修正対応・返品対応について
サービスや物は期待通りの成果物として提供できない時もあります。
そのために、あなた側の過失による瑕疵(きず、欠点、不良品)であれば、どのように修正をしたり返品対応をするかをあらかじめ決めておきます。
3.アフターフォローについて
アフターフォロー(アフターサービス、アフターケア)は、購入頂いたお客様の顧客満足度向上のためにも、是非ともサービスとして設定しておいた方が良いです。
あなたの提供するサービスや物に、アフターフォローという付加価値をつけることもできますし、ロイヤルカスタマーとなってもう一度サービス・商品を買ってもらえる(リピーター)だけでなく、口コミで他のお客様も呼んで頂ける可能性もあります。
上記の項目を作って、明確にしておくことで、お客様に安心して購入して頂けますし、事業としてもスムーズに業務を行うことが可能となります。
まとめ:サービス内容を明確にするポイント
・自分のしたいことやスキル、経験を書き出してください。
・どんなお客様に提供・販売したいのか書き出してください。
・同じようなサービス・物を提供している企業やお店を書き出してください。
・いくらで販売したいか、どのようなメニューを作りたいか、どれぐらいで作れるかを書き出してください。
・可能であれば、お客様になりそうな方に自分のサービス・物が魅力的であるか聞いてみてください。
これらのことを考えて、書き出していくのには、とても時間がかかります。
けれど、はじめに事業の価値を明確にしておくことで、お客様にもしっかりと自分の思いを伝えることができ、この先のマーケティングにも繋がっていける第一歩となります。
完璧を求めるのではなくて、まずは作成してしまって、その都度修正しながら、より価値の高い事業計を立てて頂くことに活用してください。
最後に、ソフトバンク 孫正義氏はアメリカから日本に帰国して、ソフトバンクを始める1年半の間に40を越える事業計画書を作成していました。
事業計画書は完璧でなくてもいいが、シンプルに分かりやすくとおっしゃられています。
1つや2つの事業計画書で満足するのではなく、せめて10や20の事業計画書を作れるように、いつもネタを拾うんだという気持ちを持って頂けたらと思います。
