クリアースカイ250億投資トラブルとトケマッチとの共通点 #043

クリアースカイ250億投資トラブルとトケマッチとの共通点 #043
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三流IT営業マンの理生(りお)です

2026年4月、京都市のデータ管理会社「合同会社クリアースカイ」に対し、債権者グループが破産を申し立てました。
被害者は全国で約5,000人、被害総額は約250億円にのぼると見られ、令和以降でも屈指の巨額投資トラブルへと発展しています。

私は20代の時に、最終的な損害金額は50万円ですが(20代のお金が無い時に50万円は大金でした)、知り合いの日本の社長からアジアで水から恒久的に電気を作る事業の出資をしたことがあります。
海外の会社だったため、警察事件にはできなかったのですが、工場は張りぼてで実態が無かったようです。(原子力や石油やらの利権団体から色々な攻撃を受けたとの説明は知り合いの社長から受けました。)

しかしながら、クリーンでエコな世界にできるという社会貢献と、高利回りの配当金(その時も10%~15%だったと思います)で、成功した場合に株券を優先的に手に入れることが出来るという触れ込みと、そして、そこそこ事業を成功させている社長だったので大丈夫かと思ってしまい失敗しました。

上記を読まれていて、詐欺に遭って当然だろ!って思われるかもしれませんが、本当に皆様に起こり得ることだと私は思っています。
そのため、自分自身の前提条件として、騙されて当然であるという認識を持って頂いたほうがいいと心の底から思います。

本記事では、代表者や最新のスキーム、そして酷似する「トケマッチ」事件との共通点まで、その全貌を読み解いていきたいと思います。
 


1. 事件の概要:AIサーバーという「幻」への投資

クリアースカイ社は、顧客に「AIサーバー」や「IPFS(分散型ストレージ)」の所有権を購入させ、その運用益として年利10%近い配当を約束していました。

しかし、実態は凄惨なもののようでした。

  • 実体のない商品:実際には販売されたサーバーのほとんどが存在せず(公表数326基のところ、現存は1基だけ)購入費用が何に使われたのか現在のところ不明です。
     
  • 虚偽の記載:「警視庁が関与する国家プロジェクト」といった触れ込みで信用を得ていたのですが、警察は関与していないとのことで、取引企業に確認をされています。
     
  • 支払停止と逃亡:2026年2月、突如として配当が止まり、代表者を含む運営陣が全員消息を絶ちました。
     

2. 代表について

事件の中心人物である代表社員・辻 蘭真(つじ らんま)氏
彼はどのような人物だったのでしょうか。

  • 謎に包まれた経歴:
    30代前後の若手経営者と目されていますが、IT業界での実績は皆無に近い状態ではないかと思います。
    自身の過去の経歴は公にせず、元プロ野球選手などの著名人を広告塔として利用し、「大物がバックにいる」というイメージを作り上げていたようです。
     
  • 合同会社の悪用
    株式会社と違い「決算公告」の義務がない「合同会社」を選択されました。
    これにより、資金繰りの悪化を外部から隠し続け、破綻直前まで集金を続ける「ブラックボックス経営」を可能にしました。
     

3. 「トケマッチ」事件との驚くべき類似点

今回の事件は、2024年に発生した高級時計シェアリングサービス「トケマッチ」の詐欺事件と多くの共通点を持っています。

比較項目トケマッチクリアースカイ
実体のあるモノ(投資用)高級腕時計(ロレックス等)AIサーバー / IPFS
信頼の源泉第三者機関の認証・メディア露出著名人の顧問起用・パーティー
ビジネスモデルシェアリングエコノミーWEB3.0 / AI
結末代表のドバイ逃亡・解散発表代表の消息不明・破産申し立て

どちらも、「実体のあるモノ」と「最新のトレンド用語」を組み合わせ、投資家の「現物があるなら安心だろう」という心理を突いた、極めて悪質な現代型ポンジ・スキームと言えます。
 

4. 今後の焦点:予想される重い刑罰

現在、被害弁護団による破産手続きが進行中ですが、今後は警察による刑事責任の追及が焦点となります。

もし巨額詐欺(組織的詐欺罪)が認定された場合、過去の判決例(ジャパンライフやテキシアジャパン等)を鑑みても、主犯格には懲役10年〜15年、最大で30年に及ぶ厳しい実刑が下される可能性があります。

ただ、残念ながら投資金額が戻ってくることはないかと思います。
 


結論:私たちは何を学ぶべきか

「有名人が勧めている」「国策に関わっている」「実物があるから安全」。
これらの言葉だけで、動かされるのではなく、本当に10%という高配当が持続可能なのだろうかという観点で投資を行わないといけないのでしょう。

クリアースカイ事件は、どんなに技術が進歩しても、「リスクがなく高配当」という投資は存在しないという普遍的な教訓を私たちに突きつけています。
現在は裁判所による管財人の調査が進んでおり、資産の解明と、代表者の身柄確保が急務となっており、続報を待つしかない状況であるかと思います。

私は騙されるということを完全に回避することは出来ないと思っています。

そのため、騙されてもいいかと思うぐらいの自分の生活に支障が出ない金額で、投資をしたら老後が安泰であることや、仕事をせずに暮らしていけるといった夢を見ずに投資することが出来れば、少しでも確実な投資が出来るのではないかと思っています。

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